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掛け捨てから終身保障まで、生命保険は幅広いリスクに特化しています

生命保険は死亡保障特化・資産形成特化・医療保障特化・複合型など様々な種類があり、大きなカテゴリーでは積立保険と掛け捨て保険に分かれます。
ライフステージの変化に合わせて定期的に保険の見直しをすることが大切です。

生命保険とは

生命保険について
生命保険とは、死亡や病気・ケガ・介護など被保険者の身体に対するリスクを保障する保険の総称です。
将来的に発生するリスクに対して、契約時点で定められた保険金額を保障する概念があります。

 

たとえば死亡保障に特化した終身生命保険の場合、人間はいずれ必ず死が訪れるものです。
掛け捨て保険の場合は契約期間中に何も起こらず保険金を受け取れないケースが多いですが、終身生命保険は中途解約しない限り必ず保険金を受け取れます。

 

万が一の事故に備えた損害保険とは違い、いずれは保険金を受け取れる可能性が高い点が生命保険ならではの特徴です。
「生命保険=死亡保障」と勘違いされる方も  いますが、生命保険は死亡保障だけではなく人の健康面などに関わる様々な保険の総称です。

 

 

 

生命保険会社の特徴

生命保険会社の特徴
生命保険を販売するには許認可を取る必要があり、生命保険を販売するスタッフも保険募集人などの資格が必要です。
損害保険も同じことが言えますが、生命保険と損害保険は販売するために必要な許可の種類が違います。

 

そのため生命保険会社は損害保険を売ることができません。損害保険会社も同様に生命保険は扱っていません。
代理店については生命保険・損害保険それぞれの販売資格を取り、幅広い保険を扱う保険ショップなどが増えています。

 

 

 

運用に積極的

 

保険会社は加入者から保険料として受け取った資金が莫大な資産になります。
これを運営費・支払い保険料だけで循環させるのではなく、国債や社債・国内外の株式・不動産などで運用してお金を増やしています。
損害保険会社も資産運用業務をしていますが、比較的低リスクの運用でキャッシュ比率が高めです。
損害保険の場合は基本的に1~3年程度の短期契約が中心になり、災害発生時に莫大な保険金の支払いが必要になるケースがあります。
そのため、資産の現金保有率が高めで中途解約をしても月割りなどで還付される契約が多いです。

 

終身生命保険や養老保険などの生命保険を満期前に解約すると、返戻率が大幅ダウンします。
そのため、保険会社目線では中長期的な資金計画が立てやすく、死亡保障による保険金および中途解約による返戻金の支払い額は平均値からの振れ幅が少ないです。
生命保険会社は損害保険会社に比べて資産運用に積極的で、満期時の返戻率が100%を超えるプランを選択できます。

 

そのため、万が一のリスクに加えて資産運用や貯金も兼ねて生命保険に加入する人が多いです。

 

 

積立保険

積立保険
生命保険の大きな特徴は掛け捨て保険積立保険があることです。
積立タイプの終身保険は保障が一生涯続き、契約時点で支払う保険料の取り決めも行われます。

 

死亡保障のみの終身生命保険の場合は、若いうちから長期加入するほど月々の掛金を抑えながら手厚い保障を受けられます。
医療保険についても病気などのリスクが低い若い年齢から終身タイプで加入すれば、通常は保険料が高くなる高齢時も安い保険料で継続できるケースがあります。

 

加入期間にもよりますが、保障をしっかりつければ保険料も高額です。
ただし、満期時の解約返戻率100%を超える契約にすることもでき、貯金も兼ねて加入する人がたくさんいます。
中途解約した場合は加入期間に応じて解約返戻率が30~80%ほどになってしまうので注意してください。

 

掛け捨て保険は積立保険に比べて大幅に安い保険料で加入できますが、加入期間中に死亡や入院などがなければ損をします。

 

 

 

プラン選定が重要

  • 結婚して子供ができたタイミングや、将来を見据えて独身もしくは子供ができる前の段階から積立保険に加入しておく
  • 子供が自立するまでのお金がかかる期間だけでも、万が一の死亡や働けないほどの病気・ケガになった場合は手厚い保障を受けられるように掛け捨て保険に加入する
  • 子供が自立して学費がかからなくなったら、老後に備えた保険を活用する

 

などなど、生命保険はライフステージに合ったプラン選定が必要です。
このほか、法人と個人でも生命保険の有効な活用法が違います。

 

 

保険とライフプラン設計のプロに相談しながらプラン選びをする必要性が高く、損害保険に比べてネット完結で加入する場合はリスクが大きくなりやすいです。

 

特に終身保険は中途解約すると損をするので、専門家と相談しながら継続できそうな金額で加入しましょう。
浅い考えで掛け捨て保険に長期加入すると、当初から終身保険にしておくべきだったと後悔することがあります。
複数の保険を併用することも含めて自分に合ったプラン選定をしましょう。

 

保険のことを一括で相談できて信頼できる代理店と付き合いがあると心強いです。