保険の基礎を徹底解説!保険相談アカデミー
生命保険や損害保険は、おおまかな概要を分かっていても詳細や注意点まで完璧に理解している人は少ないです。
加入を検討しているけど疑問や不安を抱いているという方は多いのではないでしょうか?
今回は生命保険と損害保険のよくある質問をまとめました。
知っておくと役に立つ知識ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
救済保険会社が現れた場合は、救済先にて補償が継続されます。もちろん積立保険についても契約内容のままでの継続です。
救済保険会社が現れなかった場合は保護機構によって継続できます。
この場合は最大で1割程度の減額が行われる場合や、予定利率の引き下げ等の契約条件変更が行われる場合があります。
貯蓄性が高い積立保険ほど、削減幅が大きくなるので注意しましょう。
契約を継続したい場合は、保険会社が破綻した後も月々の保険料を払い続けることが大切です。
救済制度がありますが、保険会社が破綻したら損をするケースがあります。潤沢な資金力がある大手保険会社を選ぶとよいでしょう。
ネット申込できる生命保険会社は多数あり、ライフネット生命など一部でネットに特化した生命保険会社も存在します。
ただし、生命保険はプロのアドバイスを受けながらプラン選定をして重要事項を説明してもらう必要性が高く、自動車保険などの損害保険に比べてネット保険のシェアが低いです。
保険料はネット保険の方が安い場合もあるので、候補には入れて比較検討するとよいでしょう。
プランや条件によって最安の保険会社が異なります。希望する補償(保障)を付けながら保険料を安くしたい場合は、複数の保険会社を比較検討してください。
絶対に安いと断言することができませんが、自動車保険についてはネット保険の方が全体的に安い傾向があります。
火災保険については複数社で見積比較をした結果、老舗大手の代理店型保険が最安になる場合があります。
保険料を節約したいならネット保険を候補に入れるべきですが、ネットの方が安いという固定概念を持たない方がいいです。
保険契約によって異なります。一般的に契約期間が短くて本来の満期(保険料の支払い満了日)までの期間が長いほど返戻率が低くなります。
保険商品や払込期間によって大きく変わってくるので、代理店などに問い合わせて詳細を確認してください。
中途解約した際の返戻率を契約前にしっかり確認しておくことが大切です。
1社での支払い限度額を超えた場合は2社目以降で上乗せ分が支払われます。少額の保険金が重複で支払われることはありません。
個人賠償責任保険(特約)を無駄に重複して加入しているケースが多く見られます。
複数の保険やサービスでの重複加入は余計な出費になる場合が多いので、定期的に各種保険を見直すことが大切です。
代理店の立場だと、ネットのレビューやSNS投稿で低評価されるリスクが高いためコンプライアンス遵守を徹底する代理店が増えています。
ただし、代理店の営業スタッフはノルマがある場合や出来高制の給与形態になっていることが多く、強引な勧誘が全くない業界ではありません。
強引な勧誘を懸念する方はチェーン店の保険ショップなど、クレームを言えるお客様窓口を用意していて希望すれば担当者を変更してもらえる大手を選ぶとよいでしょう。
インターネットで情報収集することで一定の知識を身につけることができ、保険相談する前に情報武装しておくのは良いことです。
ただし、生命保険・損害保険ともに複雑なことが多く、保険会社は頻繁に改定をして保険料率や特約の内容などを変更しています。
現時点で最善の選択をするためには、ネットだけの情報収集だけではなくプロに相談する必要性が高いです。
ただし、相談先によって扱っている保険商品の種類や担当スタッフの保険知識が違います。
保険相談する時もインターネットなどを活用して、信頼性が高くて評判の良い相談先を調べてみてください。
時間がある場合は複数の保険会社(代理店)から話を聞いてみるとよいでしょう。
実際に保険代理店を営む経営者は保険会社から独立したケースなども多く、より深い知識を持っている可能性が高いです。
代理店になる方法については以下の記事でご紹介していますので、相談を検討されている場合は安心材料の一つにしてみてはいかがでしょうか?