保険の基礎を徹底解説!保険相談アカデミー
皆様は「保険」と聞いて何をイメージされるでしょうか。
といったように、保険の種類や内容によって様々なイメージをお持ちかと思います。
当サイトでは保険の仕組みや保険が持つ役割をはじめ、保険でどのようなことができるのか、どのようなメリットやデメリットがあるのか等をご紹介しています。
まずは保険の基礎知識についてやさしく解説してまいりますので、保険を一から学んでゆきたいという方は是非チェックしてみてください。
「保険にはどのようなものがある?」と問われた場合、多くの方は真っ先に生命保険を思い浮かべるのではないでしょうか。
生命保険とは、読んで字のごとく加入者が亡くなった際に保険金を受け取ることができる保険のことです。
自身がいなくなった後、残された人にお金を遺すことができるため、「死」という最大のリスクに備える役割・特徴があります。
2022年度に実施された生命保険文化センターの調査(生活保障に関する調査)によりますと、生命保険の加入率は男性で77.6%・女性で81.5%と、全体で約8割の人が加入しているという結果となりました。
公益財団法人生命保険文化センター
「生命保険に加入しているひとはどのくらい?」
年代別にみると、20代が最も低く、30代で一気に上昇。
50代でピークを迎えるため、家族が増えたタイミングで加入する・将来(老後)に向けて対策してゆくという方が多いようです。
生命保険には「定期保険」「養老保険」「終身保険」の3つの基本型があります。
定期保険は原則掛け捨てとなりますが、死亡時(又は高度障害を負ったとき)の保険金額が高いため、割安な保険料で大きな死亡保障が持てるという特徴があります。
養老保険は死亡保障と貯蓄を兼ね備えた生命保険です。
例えば、60歳を満期に設定していた場合、万が一満期を迎える前に亡くなってしまった際に保険金が支払われるのはもちろん、無事に60歳を迎えられた際も満期保険金を受け取ることができます。
終身保険とは、文字通り一生涯に亘って死亡保障を受けられる生命保険のことです。
保険期間は設けず、保険料払込期間だけが設定されているため、例えば「働き盛りの30歳から60歳を保険料払込期間とし、61歳以降は保険料無しで生涯保障を受ける」といった使い方ができます。
上記3つの基本型に加え、近年では「運用型の生命保険」なるものも登場しています。
その名の通り、死亡時又は高度障害時の保障を受けつつ、払い込んだ保険金を運用して増やしてゆくタイプの生命保険で、運用実績に基づいて保険金支払額や解約返戻金が変動するという特徴があります。
原則として、満了時に積立金が基本保険金額を上回った場合は上回った分を上乗せして満期保険金が受け取れ、下回った場合は満期保険金がその分下がるという仕組みです。
したがって運用型保険は、保障を受けつつ資産運用もしたいという方におすすめの生命保険と言えるでしょう。
定期 保険 |
養老 保険 |
終身 保険 |
運用型 保険 |
|
---|---|---|---|---|
保険期間 |
あり | あり | なし | あり |
掛け捨て |
原則掛け捨て | 貯蓄 | 貯蓄 | 貯蓄 |
主な特徴 | 少ない保険金で大きな保障が持てる | 死亡保障と貯蓄を兼ね備えている | 死亡保障が一生涯受けられる | 死亡保障を持ちつつ資産運用ができる |
損害保険(損保)とは、偶発的な事故によって生じた損害に備える保険です。
私たちが普段生活してゆく中には、「交通事故」「疾病」「災害(地震や火事、台風等)」「盗難」といったように様々な危険が潜んでいます。
損害保険には多くの種類があり、例えば車に関する損害保険ですと加入が義務付けられている「自動車損害賠償責任保険(いわゆる自賠責保険)」、住まいに関する損害保険では火事や地震による被害を保障する「火災保険」「地震保険」等が代表例として挙げられます。
また、病気やケガを保証してくれる「医療保険」「傷害保険」等も身近な損害保険の一つと言えるでしょう。
このように、損害保険には起こり得る可能性が高い損害に対してピンポイントで保障を持てるという特徴があります。
自身の生活環境やシチュエーション、受けたい保障内容に応じてマッチする保険を探してみてください。
このように保険には様々な種類があり、どのような保障が受けたいのか、無駄なく保障を受けるにはどのような組み合わせが良いのか等は人によって大きく異なります。
まずはどのような保険があるのかを知りたい、予算に応じて保険を決めたいという方はプロに相談してみるというのも一つの手です。
相談先としては保険会社・保険代理店・保険相談サイト等が挙げれます。
すでに保険の種類や会社までを決めているのであれば保険会社に直接相談、保険会社まで決まっていないのであれば保険代理店、どのような保険があるのかをざっくりと知りたいという方は保険相談サイトがおすすめです。
当サイトでは今後も保険に関する基礎知識や情報を発信してまいりますので、ぜひ定期的にチェック及び保険選びにお役立てください。